生理痛の症状

生理痛に薬が効かないのはなぜ?月経困難症の疾患3つと対処法を解説

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生理痛に薬が効かないのはなぜ?月経困難症の疾患3つと対処法を解説

辛い生理痛に薬を飲んでみるものの一向に良くならない…。

そんなつらい経験をしたこと、ありませんか?

生理痛の症状がひどくて薬が効かないときは「月経困難症」という疾患が隠れているかもしれません。

そこで今回は、生理痛がひどくて薬を飲んでも効かないという人に向けて、月経困難症の症状を3つと対処法についてご説明します。

 

生理痛に薬が効かない理由とは?

生理痛に薬が効かないのはなぜ?月経困難症の疾患3つと対処法を解説

生理痛の症状があると薬を飲んで和らげようという人も多いのですが、実際に薬が効かないとなると「薬のせい」にしてしまうケースがほとんどです。

しかし多くの鎮痛剤は適切に用量用法を守って服用していれば、癖になって効かないといういうことはないようです。

鎮痛剤の生理痛に対する役割は、痛みのもとである子宮の収縮を大きくするプロスタグランジンの分泌を押さえたり伝達をブロックしたりすることです。

生理痛に薬が効かないのはなぜ?月経困難症の疾患3つと対処法を解説

生理痛がひどくて薬が効かないということは、プロスタグランジンの分泌量が鎮痛剤で抑えきれないほど増えているか他に原因があるかのどれかであることがほとんどです。

月経困難症は生理痛がひどく、薬が効かないという場合も多いのです。

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月経困難症の原因となる疾患3つの症状と対処法は?

生理痛に薬が効かないのはなぜ?月経困難症の疾患3つと対処法を解説

生理痛がひどくて薬を飲んでも効かない、生理の回数を重ねるごとに症状がひどくなって出血量も多くなってきているといった場合には、月経困難症の原因となる3つの疾患が隠されている場合があります。

①子宮内膜症の症状と治療法

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子宮内膜症は10代という若い時から発症するのが特徴です。生理とは本来、妊娠が成立しなかったために子宮内膜が不要になり、生理によって子宮から排出されることです。

しかし子宮内膜症の場合は子宮内膜が子宮以外で発生してしまい、ひどい生理痛を起こしてしまうのです。

薬を飲んでも効かないという場合が多く、生理の回数を重ねるごとに症状がひどくなるのが特徴です。

月経困難症の中でも特に症状が多いのが子宮内膜症です。

治療法としては、子宮内膜を増殖させるエストロゲンの分泌を抑えるホルモン剤を使った方法が主におこなわれています。

②子宮筋腫の症状と対処法

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30歳以上の3人に1人が子宮筋腫を持っているともいわれるほどの、よく見られる子宮の良性腫瘍です。

その名前の通り子宮の筋肉が腫瘍化したもので、様々な場所にできるのが特徴です。

出血量が多かったり、レバー状の血の塊が出てくる場合が多く、貧血を訴える方もいます。

妊娠に影響のある場所にできてしまったり、筋腫が大きくなったりしたときには手術で切除します。

閉経期になってエストロゲンの分泌が治まってきたら自然になくなっていくものですので、よほどのことがない限りは対処療法で治療がおこなわれます。

③子宮腺筋症の症状と対処法

子宮内膜の組織が子宮の筋肉組織内に入り込んで異常に増えてしまう疾患で、以下のような症状があります。

  • 生理痛は薬が効かないほど非常に重い
  • 出血量が多い
  • 出血に伴う貧血がある

子宮内膜症が子宮の筋肉内にできる病気だというと、わかりやすいですね。

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妊娠しにくく流産率も高いことで、これ以上悪化させないために原因であるエストロゲンの分泌量を常に低く保つような治療をしていきます。

妊娠の希望がこの先もなく、すでに出産を経ている患者の場合は子宮の摘出が一番の治療法です。

 

生理痛で薬が効かないときの4つの対処法!

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月経困難症でも特に疾患がない場合は、どういった対策をしたらよいのでしょうか。

生理痛で薬が効かないと日常生活もままならず、非常につらい思いをします。

生理痛のために生活を制限されないために、日常的にできる対処法4つをご紹介します。

①鎮痛剤は用法容量を守る

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鎮痛剤は適切な飲み方をしていれば、薬が効かないということはありません。

しかし、月に10日以上薬を飲んでいる場合は、痛みを抑える働きに慣れてしまって薬が効かないということもあり得ます。

生理痛自体が起こるのはだいたい5日間ぐらいです。その他の症状で鎮痛薬を飲んだとしても月に10日の服用は多いのではないでしょうか。

鎮痛剤自体は生理痛を起こすプロスタグランジンを抑えてくれるので、とても効果的といえます。

添付文書を読み、用法容量をきちんと守って使用することが一番重要です。

②低用量ピルを服用する

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昔は月経困難症の治療目的で低用量ピルは使用していませんでした。

避妊目的で使用するというイメージが強くなっていたのですが、現在は月経困難症の治療薬として低用量ピルが2種類が認可されました。

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避妊目的に低用量ピルよりもさらにホルモン量が下げられているので、副作用が起こりにくいのが特徴です。

低用量ピルを服用することで、一時的に排卵が抑制されて子宮内膜の増殖を抑えてくれます。

子宮内膜が薄いということはそれだけ生理の時に排出する量も減るということで、薬が効かないほどの生理痛があったり出血が多い場合にはとても良い対処法なのです。

このグラフを見ても、低用量ピルを月経困難症で服用しているという人が非常に多いことが分かります。

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最初の1ヶ月は出血がダラダラ続くなどの症状が出ることがありますが、慣れてくると問題はなくなります。

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低用量ピルは世間での誤解がとても多いのですが、服用をやめれば妊娠可能な体に戻りますし、それほど心配が要らないといえるようです。

③体を温めて血行促進する

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薬が効かないほど生理痛が悪化してしまうのは、実は冷えによる血行不良が原因ということも多いのです。

冷えてしまうと毛細血管が収縮して、体の隅々まで血液がいかなくなります。

各臓器までしっかり血液が回らないと、生命を維持するのに必要な心臓などに優先的に血液が回され、子宮は後回し…ということになってしまいます。

そうなると、スムーズに経血を排出するための収縮ができなくなって痛みが強くなってきます。

ここで頑張って経血を排出させるためにプロスタグランジンがどんどん増えていってしまい、痛みが強くて薬が効かないということになってしまうのです。

温めて血行を良くすれば、子宮がスムーズに活動するための血流が改善され、薬が効かないことが少なくなってきます。

④布ナプキンを使用する

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体を冷やさないというよりは、子宮を冷やさないためにできることがもう一つあります。

それが、今注目されている布ナプキンです。

布ナプキンは普通のナプキンと違って柔らかくて温かみがあります。

子宮に近い部分が冷えにくいので下半身の血流が滞ることなく、子宮の過剰な収縮を抑えることができます。

【布ナプキンのおすすめポイント】

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使い捨てのナプキンと違って自分で経血を洗うことで体調の変化をより意識することもできますし、こまめに交換するので衛生的にも優れています。

布ナプキンを愛用している人の口コミでは、多くの人が「生理痛が軽くなった」と言っており、薬が効かないような強い痛みのある方はぜひ使ってみてください。

毎回薬を飲むような状態であったのに、布ナプキンに変えたら「薬を飲んですぐに痛みが治まるようになった。」という方もいます。

しかし、まだまだ認知度や使用者は少ないようです。とても体に良いものなので、また使用していない方はぜひお試しください。ぜひおすすめです。

まとめ

生理痛で薬が効かない原因や対処法をご紹介してきましたが、実は日常で対策できることが結構あることが分かりました。

また厄介な月経困難症の代表的な疾患である子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症についてもお話してきました。

これらの疾患の際は生理痛がひどくて薬が効かないことも多く、ホルモン剤を使った治療がおこなわれることが多いのできちんと病院に行きましょう。

大切なのは痛みを我慢しないことで、きちんと対処をしていくことが重要なのです。

引き続き、「生理・生理前の症状と対処法」を紹介していきます↓


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