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女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

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女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

女性ホルモンが十分にあると、若々しさを保てたり健康を維持できるといったイメージがありますよね?

しかし女性ホルモンは年齢とともに分泌量が低下していくため、体調に不具合が出た場合には注射などで補充していきます。

ただ女性ホルモンは全員が注射で補充できるというわけではなく、きちんとした目的がないといけません。

そこで今回は女性ホルモンを補充する4つの目的、そして注射を打つメリットとデメリットをご紹介します。

 

1.女性ホルモンの注射ってどんなものなの?

女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

女性ホルモンの注射と聞いても、あまり具体的なことをイメージできる人は少ないのではないでしょうか?

女性ホルモンを注射して補充することで分泌量が減少して体調が崩れた場合、その症状を緩和してくれる役割があります。

また美容面でもバストに張りが出てきたり、肌の乾燥を防いだりと女性にとって嬉しいことが増えるのは確かです。

しかし注意しなければならないのは、女性ホルモンを注射することは誰でもできるわけではないということです

女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

ただ単に「美しさをキープしたいから」等の理由では、女性ホルモンの注射は認められていないのです。

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女性ホルモンは体にとって必要なものというのは間違いないのですが、量が多過ぎるとガンや婦人科系の病気のリスクを高めてしまう可能性があります。

そのため医師が必要と判断した場合のみ、女性ホルモンの注射は認められているのです。

 

2.女性ホルモンを注射できる4つの目的

女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

女性ホルモンを注射できるのは個人的な目的ではなく、病気の治療や何かしらの医療的補助が必要な場合に限ります。

では具体的に、どのような目的で女性ホルモンの注射はおこなわれているのでしょうか?

そこで女性ホルモンを注射できる4つの目的について、順番にご紹介します。

 

①更年期障害の治療目的で使用する

女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

女性は閉経期になると女性ホルモンが急激に減少するため、それによって心身の不調が現れてきます。

このような更年期障害は症状の重さに個人差がありますが、中には日常生活すらまともに送れなくなってしまう人もいるのです。

そんな重い更年期障害の治療法のひとつとして、女性ホルモンの注射がおこなわれています。

女性ホルモンを注射することで減少して崩れたホルモンバランスを整えていくことができ、更年期障害の症状を緩和してくれるのです。

 

②不妊治療のために使用する

女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

不妊の原因の中には女性ホルモンが不十分であるために受精卵の着床ができなかったり、妊娠が維持できないことがあります。

そんなときには注射によって女性ホルモンを補充し、妊娠成立や維持の手助けをおこなうのです。

比較的若い世代では、この不妊治療の目的で女性ホルモンの注射をおこなうことが多いでしょう。

比較的軽度の不妊であれば飲み薬で対処するのですが、重度の不妊になると注射で女性ホルモンを補充していきます。

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もちろん飲み薬よりも注射の方が効果が現れやすいのですが、そのぶん副作用などが起こる確率も上がるので注意深く治療していきます

 

③性同一性障害の補助治療として使用する

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最近になって多くの人に認知されてきた性同一性障害ですが、心と体の性が違うということで性別適合手術を得て心と体の性を一致させます。

その前段階として、身体をより女性らしいものにしていくために女性ホルモンが注射によって補充されます。

体は男性でも女性ホルモンを注射することで、丸みを帯びた体つきになったりバストが膨らんできたりします。

ただ一度女性ホルモン注射の治療を始めると、生涯にわたって治療をし続けなければならないという試練もあります。

 

④産後の生理再開補助として使用する

女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

産後は一般的に半年〜1年の間には生理が再開するのですが、頻回授乳をおこなっている場合は生理の再開が遅れることがあります。

あまりに生理が止まっている期間が長いと次の妊娠にも影響がありますし、その場合は女性ホルモンを注射して無理やり生理を再開させます。

女性ホルモンの中でもエストロゲンが少し分泌されていて、生理再開の兆候が見られるときにはプロゲステロンのみを注射します。

女性ホルモンを注射することで1週間くらいで生理が再開してくるので、生理周期が整うまで様子を見ましょう。

 

3.女性ホルモンの注射を打つメリットとデメリット

女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

女性ホルモンの注射を打つことは、メリットとデメリットがあります。

女性ホルモンの注射をする機会というのは限られてきますが、その場合はメリットだけでなくデメリットもしっかり理解してから活用する必要があるのです。

それでは女性ホルモンの注射を打つメリットとデメリットを、それぞれご紹介します。

 

①女性ホルモンを注射するメリット

女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

女性ホルモンを注射するメリットといえば、やはり今まで苦痛に感じていた症状が改善されてくるという点です。

  • 更年期障害で日常生活に支障が出ている
  • なかなか妊娠しなくて、妊娠しても流産しやすい
  • 性同一性障害で心と体の性の不一致で悩んでいる
  • 産後の生理再開が遅く、次の妊娠に支障が出ている

このような状態が女性ホルモンの注射によって、症状が軽くなったり解決することがあります。

また症状だけではなく肌にハリが出てきたり、髪の毛が潤ってくるなど女性らしい見た目を保つこともできます。

ただ、これはあくまで長期で女性ホルモンを注射している場合に限られることですが、一番は体の不調を改善する目的があってのことだというわけですね。

 

②女性ホルモンを注射するデメリット

女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

女性ホルモン注射のデメリットは、主に5つあります。

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デメリットの多くは日常生活に影響したり、個人差はありますが苦痛を伴うことも多いので良く考えた上で注射をするのか決めましょう。

女性ホルモンを補充するのは、必ずしも良いことばかりではないことを頭に入れておくことも必要なのです。

 

副作用がある

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女性ホルモンを注射するに当たって、多くの人が悩むことが副作用の問題です。

女性ホルモンのバランスが変わることで体のだるさや吐き気、頭痛などといった症状が出ることがあります。

また体の症状だけではなく、イライラしやすかったり鬱っぽくなるなど心の症状も出やすくなります。

女性ホルモン注射の副作用は特に性同一性障害の治療で男性が使う場合が、一番強く出やすいです

また不妊治療でも、卵巣が過度に刺激されて激しい腹痛が起こることもあるので、慎重に使っていく必要があります。

 

注射したときの痛みが強い

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女性ホルモンの注射は油性の薬剤なので、筋肉注射をする際は強い痛みを生じます。

打った時だけではなく、しばらくは注射した方の腕を下にして眠れないほど痛んだり腫れたりします。

痛みの度合いとしてはインフルエンザ予防接種の5倍ほどと言われ、ほとんどの人が苦痛に感じるレベルです。

しかし治療で女性ホルモン注射を打つ以上は、我慢していかなければならないものでもあるので辛いところなのです。

 

一部のガンの進行が早まる、リスクが高まる

女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

女性ホルモンのエストロゲンは子宮筋腫や子宮内膜症などの病気の進行を早めるだけでなく、乳がんや子宮体がんなどの一部の女性ホルモン依存型であるガンの進行も早めてしまいます

そのため女性ホルモンの注射をする前には、ガン健診をおこなってから始めるのが大前提です。

また、アメリカの研究では例えガンが女性ホルモン注射前に無くても、長期間にわたって投与することで発ガンリスクが上がるという結果も出ています。

 

すぐにやめられない

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女性ホルモンを注射すると効果がとても早い段階で出てきますので、とても便利なように思えますよね?

しかしそれは逆に考えると、いきなりやめるとその反動で余計に具合が悪くなることがあるのです

そのために仮に副作用が出ても、じゃあやめますというわけにはいかずにある程度女性ホルモンに慣れるまでは続けなければならないのです。

女性ホルモンの注射をするということは、体の外からホルモン補充をしてくれるので自身の体が本来持っているホルモン分泌の力を弱めてしまう結果にもつながります。

 

病院に通い続ける必要がある

女性ホルモンを補充する4つの目的!注射を打つメリットとデメリット

女性ホルモンを補充する方法の中でも、飲み薬であれば自身で服用ができますよね?

しかし注射となると医療行為なので、病院で打ってもらう必要があります。

女性ホルモンの注射は人によって回数や頻度が異なりますが、月に2〜4回という人もいれば週に3〜4回打たなければならない場合もあります。

会社勤めなどをしていると、なかなか時間が取れないので女性ホルモンの注射と両立が難しいことが多いのです。

 

4.まとめ

女性ホルモンを補充する4つの目的と、注射を打つメリットとデメリットをご紹介してきました。

女性ホルモンの注射は誰でもできるものではなく更年期障害や不妊治療、性同一性障害の治療や産後の生理再開の補助といった限られたケースでのみ活用されています。

女性ホルモンを注射することで、高い効果が得られるので辛い症状を改善したり美容効果を高めることができます。

しかし一方でデメリットもたくさんあり副作用や発ガンリスク、そして痛みや病院に通う手間などの問題もあります。

すぐにやめることができるものでもないので、女性ホルモンの注射はよく検討して決めることが大切なのです。

引き続き、「生理・生理前の症状と対処法」を紹介していきます↓


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