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頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

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頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

頻発月経と稀発月経、名前を聞くとピンとこないですが多くの人が体験したことのある症状なのではないでしょうか?

頻発月経は生理のくるサイクルが短いこと、そして稀発月経は逆に生理のサイクルが長いことを言います。

正常な生理のサイクルは25日から35日なので、これに当てはまらない場合は体に何らかの異常が起こっている可能性があるのです。

これらの症状は、予防と改善を生活の中で意識していく必要があります。

そこで今回は頻発月経と稀発月経の種類、そして予防と改善のための4つのポイントをご紹介します。

 

頻発月経は3種類に分けられる

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

生理周期が短くなってしまう頻発月経、実は3種類に分けられます。

それぞれ頻発月経の原因が異なるので、病院で調べてもらうのが大切です。

生理周期が24日以内になってしまうのが特徴なので、自覚症状はわかりやすいので気になったら早めに病院に行きましょう。

では3種類の頻発月経を、それぞれ説明していきます。

①無排卵性頻発月経

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

生理が毎月あれば、排卵していると思っている人は多いのではないでしょうか?

しかし実は、無排卵なのに出血がある場合があるのです。

基礎体温を測ると、排卵をしていないので低温期と高温期に分かれません。

無排卵性頻発月経の場合は排卵がないので、治療しないと妊娠が難しくなります

無排卵性頻発月経は、排卵誘発剤で排卵を人工的に起こす必要があります。

②卵胞期短縮性頻発月経

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

健康的な基礎体温では卵胞期が10日ほどあって、排卵をして14日の黄体期の後に生理がきます。

しかし卵胞期短縮性頻発月経は卵胞期が短くて、通常より早く排卵が起きてしまうのが特徴です。

卵巣機能が低下しているのが原因のひとつで、排卵はしても卵子の質が低下しているので妊娠の継続が難しくなりやすいです。

妊娠を望む場合は、排卵誘発剤やホルモン剤を使って治療します。

③黄体機能不全型頻発月経

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

排卵をすると、通常は14日黄体期があって生理がきます。

しかし黄体機能不全型頻発月経は排卵後の黄体期が短く、子宮内膜が妊娠継続に適した状態ではなくなってしまいます。

基礎体温を測ると高温期が短いので、すぐにわかります。

黄体機能不全型頻発月経は子宮内膜が受精しにくい未熟な状態になるので、妊娠しにくくなる特徴があります。

治療は黄体ホルモンを補充する方法や、漢方による体質改善などがあります。

 

稀発月経は2種類に分けられる

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

頻発月経とは逆で、生理周期が36日以上と長過ぎることを稀発月経と言います。

生理がなかなか来ないと心配になりますし、ストレスを感じてしまいますよね?

稀発月経は、主に2種類に原因が分かれます。

そこで稀発月経の種類を、それぞれ見ていきましょう。

①排卵遅延

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

排卵がなかなかこないということは、低温期が長い証拠です。

低温期が長くて排卵が遅れる一番の原因は、冷えによる血行不良が挙げられます

子宮や卵巣の血行が悪くなって、働きが低下してしまうのです。

排卵後は14日で生理がくるのですが、あまりに生理周期が長いときは稀発月経の診断がつくので、まずは冷えを改善するようにしましょう。

また妊娠を希望しないときは、低用量ピルで生理周期を安定させるのも効果的です。

②無排卵性稀発月経

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

無排卵はストレスなどの精神的なものや卵巣機能や甲状腺の病気、そして視床下部や脳下垂体にできた脳腫瘍などが原因となります。

無排卵になると基礎体温は平坦な状態になり、ホルモンバランスが崩れて生理がなかなかこなくなります。

無排卵は稀発月経になることもあれば、頻発月経になることもあります。

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

排卵が起こらないと妊娠できないので、現在妊娠を希望していなくても早急な改善が必要です。

無排卵による稀発月経では、ホルモン剤で生理を起こさせる治療がおこなわれます。

 

頻発月経と稀発月経の予防と改善のためのポイント4つ

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

頻発月経や稀発月経で重要なことは、まず症状が出ないように予防することが大切です。

そして症状が出てしまったときは、早めに改善していく必要があります。

そこで頻発月経や稀発月経の予防と改善のためのポイントを、4つ見ていきましょう。

①体を冷やさないようにする

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

体の冷えは子宮や卵巣の血流を悪くするので、働きが低下してしまいます。

卵巣機能が低下するとホルモンバランスが崩れて、頻発月経や稀発月経になりやすくなるのです

そこで体を冷やさないように温めるのが、予防と改善に役立ちます。

体を温めると全身の中でも供給が後回しになりがちな子宮や卵巣に、十分な血液が行き渡ります。

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

そのため生理周期が整うためのホルモンが作られるので、頻発月経や稀発月経を防げるのです。

特に下半身を中心に、お腹や腰回りを重点的に冷やさないようにしましょう

昼間はカイロを使ったり、夜は湯たんぽなどで温めると効果的です。

②鉄分を積極的に摂取する

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

頻発月経は生理の回数が増える、稀発月経は生理の回数は少ないものの一度の出血量が多くなる傾向にあるため貧血症状が起こる可能性が高いです。

そのため貧血を予防するために、鉄分を多く含む食品やサプリメントを積極的に摂取しましょう。

鉄分はほうれん草などの野菜に含まれる非ヘム鉄、肉や魚に含まれるヘム鉄の2種類があります。

鉄分の吸収率はヘム鉄の方が断然良いので、サプリメントなどでもヘム鉄を選ぶと効率的に摂取できます。

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

鉄分を摂取するときは、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率がアップします。

ただお茶やコーヒーに含まれるタンニンは鉄分の吸収を阻害してしまうので、2時間以上ずらして摂取すると良いです

③低用量ピルを服用する

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

頻発月経や稀発月経はホルモンバランスが崩れて症状が起こっているので、生理周期の乱れを予防して改善するには低用量ピルが効果的です。

低用量ピルには2種類のホルモンが一定量入っているので、ホルモンバランスを安定させてくれます。

低用量ピルは排卵を抑えるので、基本的に妊娠を希望している人には向きません。

しかしあまりに生理周期が乱れていたら、一旦低用量ピルで整えてから排卵を促すという治療法もあります。

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

低用量ピルは飲み始めに吐き気や頭痛などの軽い副作用が出やすいですが、3ヶ月以内に落ち着いて体が慣れてきます。

タバコなど生活習慣でピルを飲めない人もいるので、必ず医師の指導を受けてから飲み始めましょう。

④基礎体温をつける

頻発月経と稀発月経の種類は?予防と改善のための4つのポイント

頻発月経や稀発月経は、基礎体温を測ると原因を探ることができます。

低温期が短いのか長いのか、そもそも排卵が起こっているのかなど詳しいことがわかるので病院を受診する時に役立ちます。

  • 低温期が短い…卵巣機能の低下による頻発月経
  • 低温期が長い…子宮や卵巣の血行不良による稀発月経
  • 排卵が無い…無排卵性の頻発月経や稀発月経
  • 高温期が短い…黄体機能の低下による頻発月経
  • 高温期が長い…妊娠の可能性がある

など、基礎体温からいろいろなことがわかるのです。

最低でも3ヶ月以上測ると自分の生理周期を把握できてくるので、毎朝寝たままの状態で舌の下に入れて正しく計測します。

病院に行く時にはスマホアプリを提示するのではなく、紙に媒体を移していきましょう。

 

まとめ

頻発月経と稀発月経の種類、そして予防と改善のためのポイントを4つご紹介してきました。

頻発月経は生理周期が24日以内、稀発月経は38日以上の状態を言います。

頻発月経、稀発月経ともに無排卵が原因だったり、子宮や卵巣の機能が低下している可能性が高いことがわかりました。

生理周期の乱れを予防、改善するには冷えを取ったり貧血予防で鉄分を摂取するのが効果的です。

またホルモンバランスを安定させるために、低用量ピルも多く使われています。

その他自分の生理周期を把握するために、基礎体温を測るのも重要です。

頻発月経や稀発月経原因を探ることもできるので、日常から意識していきましょう。

まずは病院で原因を特定して、適切な対処をしていくのが大切です。

引き続き、「生理・生理前の症状と対処法」を紹介していきます↓



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