月経の病気・トラブル

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

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月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

皆さんはどのくらい月経時の症状が気になりますか?

中には薬を使って痛みを抑えている人や、我慢できるくらいの痛みを抱えながら過ごしている人もいます。

しかし月経困難症がある場合、非常に生理痛が重くて日常生活が満足に送れなくなってしまうのです。

しかし月経困難症とは一体どんな状態のことを言うのか、詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか?

そこで今回は月経困難症の症状について、生理の異常なサインを見逃さないための6つのポイントをご紹介します。

 

月経困難症には2種類ある

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

月経困難症とひとくちに言われることが多いですが、実は大きく分けて2種類に分けられます。

各症状で対処法なども変わってきますので、まずは自分がどちらの月経困難症なのかを病院で見極めるのが重要です。

それでは2種類の月経困難症を、それぞれ見ていきましょう。

①機能性月経困難症

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

機能性月経困難症は症状は確かにあるのに、病院に行っても特に悪いところが見つからない場合に診断されます。

ただ、ストレスを強く感じているなど精神的なものが原因でホルモンバランスが崩れ、生理前にプロスタグランジンが増えすぎてしまうことも多いです

原因がわからないのでモヤモヤする人も多いですが、治療は痛み止めなどの対処療法を中心におこなっていきます。

②器質性月経困難症

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

器質性月経困難症は病院で検査をしたときに、原因となる病気が判明した場合に診断されます。

原因となっている病気を治療しないと症状も回復しないので、ホルモン剤を使った治療や外科手術がおこなわれることもあります。

器質性月経困難症の場合は、生理の回数が増えるごとに症状が悪化していくので早めに病院に行くのが重要です。

 

器質性月経困難症に当てはまる3つの病気

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

月経困難症の症状があって病院で検査をして器質性月経困難症だと診断された場合、主に3つの病気が考えられます。

どれも生理痛がひどく、自分でも「どこかおかしい」と感じることが多いのではないでしょうか?

そこで器質性月経困難症に当てはまる3つの病気について、症状や治療法を詳しく見ていきましょう。

①子宮内膜症

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

子宮内膜症は本来子宮の中にできる子宮内膜が、卵管など別の場所に異常発生してしまう病気です。

子宮内膜症は月経困難症の中でも知名度が高いですが、一方で痛みを我慢して症状を悪化させやすい病気でもあります。

症状は重い生理痛や出血量の多い過多月経で、痛み止めが効かないことも多いので日常生活に支障をきたします。

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

また、生理を重ねるごとに症状が重くなってくるのが特徴です。

子宮内膜症はエストロゲン量が多いと悪化しやすいので、治療としては低用量ピルを使ってエストロゲンを抑えていきます。

また卵巣などに発生した子宮内膜を除去するために、腹腔鏡手術をおこなうこともあります。

②子宮筋腫

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

子宮筋腫は子宮の中にコブのような良性の腫瘍が発生する病気で、30歳以上の女性の3人に1人の割合に見られる病気です。

子宮筋腫ができていても場所や大きさによっては全く影響を受けないことも多いのですが、子宮内での血流が悪くなる傾向にあります。

そのため生理痛がひどくなったり過多月経になったり、レバー状のかたまりが出てくることもあります。

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

よほど悪い場所にできていたり大きくない場合は経過観察が多いですが、筋腫はエストロゲンの影響を受けて大きくなることがわかっているので、低用量ピルを用いてエストロゲン量を下げていきます。

大きくなってしまった子宮筋腫は、妊娠率にも影響するので外科手術で取り除きます。

③子宮腺筋症

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子宮腺筋症月経困難症の中でも特に重い生理痛が特徴で、痛み止めも効かないことが多く辛い思いをしている人が多い病気です。

子宮腺筋症は子宮内にできる子宮筋腫が子宮の筋肉層の間に発生してしまう状態をいい、生理時に子宮が収縮する際に激しい痛みを伴います。

また妊娠しても流産や死産を繰り返しやすく、早産や子宮復古不全も引き起こしやすい特徴があります

残念ながら子宮腺筋症を根治させるには子宮を全摘するしか方法はないのですが、患部の部分切除やホルモン治療もおこなわれています。

 

月経困難症が疑われる異常な生理のサイン6つ

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

自分が月経困難症であるかどうかは、自覚症状から病院を受診して検査を受けて判明します。

そのため、普段から生理の様子を注意深く観察するのが大切なのです。

では具体的にどんな症状があったら月経困難症が疑われるのか、気になりますよね?

そこで月経困難症が疑われる6つの異常なサインを、順番に見ていきましょう。

①日常生活に支障が出るほどの生理痛がある

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

通常であれば生理痛は「痛い」とはっきり感じても最低限の活動に支障は出ないものです。

しかし痛みで寝込んでしまう、腹痛以外の症状がひどい(腰痛や吐き気など)など生理のたびに行動が制限されるようであれば問題です

生理のたびに痛みで動けない場合は、月経困難症の可能性がないか早めに病院に行きましょう。

②生理痛で痛み止めを飲んでも効かない

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

生理痛を和らげるために、痛み止めを飲んでいる人も多いのではないでしょうか?

しかし月経困難症の場合は、痛み止めを飲んでも効果が感じられなくて痛みが軽減しないことが多いです。

痛み止めは基本的に月に10日程度の使用に留めないと悪影響が出る可能性があるので、根本的な原因を突き止めましょう。

生理のたびに痛み止めを飲まなくてはならない、痛み止めの服用回数が増えている場合は病院で悪いところがないか検査をしてみてください

③生理痛の症状がひどくなってきている

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

月経困難症の代表的な病気は、生理の回数を重ねるごとに症状が重くなる傾向にあります。

これは子宮内膜をつくるエストロゲンが増えていくのが原因なので、低用量ピルでホルモンバランスを一定するのが効果的です。

ホルモンバランスが一定のなることでエストロゲン量が抑えられ、辛い月経困難症の症状が和らいでいきます。

特に子宮内膜症は生理が徐々に重くなるので、早い段階で対処をしていくのが大切なのです。

④生理の出血量が多い

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

生理の出血量は個人差があるので、なかなか異常には気付きにくいですよね?

しかし過多月経も、月経困難症の可能性をみるための重要な判断材料になります。

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

でも、一体どのくらいからが過多月経でなの?と疑問に思っている人も多いでしょう。

そこで、過多月経の判断基準を5つご紹介します。

  • 昼なのに夜用のナプキンを使っている期間が3日以上ある
  • 普通の日用ナプキンでは、1時間ともたなくて不安になる
  • 生理中にレバー状のかたまりが出る
  • 生理を重ねるごとに出血量が増えている
  • 生理中に頭痛やふらつきが起こりやすい

これらの症状に当てはまる場合は、一度病院で検査をしましょう。

低用量ピルで経血量を抑えることができるので、生理中も快適に過ごせるようになります。

⑤生理の期間が7日以上と長い

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

生理の平均的な期間は5日程度で、長くても7日で落ち着いてきます。

しかし7日以上出血が続く時には、何かしらの異常がある可能性があります

出血の期間が長いと、貧血症状が出ることもあり注意が必要なのです。

生理の期間が長いのは過多月経を伴うことが多いので、しっかり病院で診てもらいましょう。

⑥生理中にレバー状のかたまりが出る

月経困難症はどんな症状?生理の異常なサインを見逃さない6つのポイント

血行が良い健康な子宮の状態ではサラサラとした経血が出ますが、月経困難症で血行が悪くなっている場合はレバー状のかたまりが出ることがあります。

これは本来固まらない経血が、血行不良によって固まってきてしまっている証拠なのです。

レバー状のかたまりが出るのは子宮筋腫でよくある症状なので、病院の超音波検査で子宮の状態を診てもらってくださいね。

 

まとめ

月経困難症はどんな症状なのか、生理の異常なサインを見逃さない6つのポイントをご紹介してきました。

生理痛がひどくて日常生活を送れない、痛み止めの薬が効かない、そんな症状が特徴です。

月経困難症は原因となる病気がない機能性月経困難症と、子宮内膜症などの病気がある器質性月経困難症の2種類に分かれます。

器質性月経困難症は子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症の3つが代表的な病気で、治療法として低用量ピルが用いられることが多いです。

生理痛の度合いや出血量、生理の期間は月経困難症に気づくための大事な判断材料です。

普段から生理の様子をメモしておくことで月経困難症を見逃すことなく病院にかかれますので、ぜひおこなってみてくださいね。

引き続き、「生理・生理前の症状と対処法」を紹介していきます↓



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