月経の病気・トラブル

無排卵月経とは?6種類の異常な症状や3つの原因と対処法

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無排卵月経とは?6種類の異常な症状や3つの原因と対処法

多くの女性が毎月生理があれば排卵が正常におこなわれている、と思っていますよね?

しかし実は一見毎月規則正しく月経がきていても、無排卵月経であることがあるのです。

でも無排卵月経はどのような症状が出るのか、いまいちピンとこないのではないでしょうか?

そこで今回は無排卵月経について、6種類の異常な症状や3つの原因と対処法をご紹介します。

 

無排卵だと月経はこない?症状は出るの?

無排卵月経とは?6種類の異常な症状や3つの原因と対処法

無排卵とは、その名前の通り排卵がない症状です。

本来月経とは排卵後に厚くなった子宮内膜が、妊娠不成立のために剥がれ落ちる現象のことを言います。

しかし無排卵で月経のような症状がある場合は、ホルモンや卵巣機能に異常をきたしている可能性があるのです。

無排卵月経とは?6種類の異常な症状や3つの原因と対処法

正常な月経は28日周期(前3日〜後7日くらいのズレはあります)で、出血の期間も平均5日ほどでおさまります。

しかし無排卵月経の場合は出血がダラダラ続いたり、逆にすぐに出血がなくなってしまったり「何かおかしいな」と感じる人が多いです。

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逆に無排卵でも月経がきているように感じるので、症状を見落として病気の発見や治療が遅れてしまうことが多いのも特徴です。

 

無排卵月経の特徴的な症状6つ

無排卵月経とは?6種類の異常な症状や3つの原因と対処法

無排卵月経は病気を見落としやすい症状でもありますが、普段とは様子が違った月経の症状が現れることもあります。

月経の起こる頻度や出血量、そして期間など何かしらの症状を感じる場合が多いのです。

そこで無排卵月経の特徴的な症状を6種類、見ていきましょう。

①月経の周期が短過ぎる

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通常月経は25日〜38日くらいの周期で繰り返されますが、無排卵月経の場合は周期が24日以下と短過ぎるサイクルでくることがあります。

このように周期が短過ぎる症状を頻発月経といい、異常な状態です。

サイクルが短いので月に2回月経が起こったり、不正出血があるので比較的異常に気付きやすいです。

②月経周期が長過ぎる

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月経周期が39日以上で、なかなか次の月経が起こらない症状を稀発月経といいます。

月経がひと月飛んでしまうこともありますが、3ヶ月以上周期が開いてしまう場合は注意が必要です。

無排卵の場合は子宮内膜が厚くなっていないので、出血そのものが起こらないことも多いのです。

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つい「楽だから」と受診を先延ばしにしがちなのですが、無排卵が3周期以上続くと自発的に排卵するのが難しくなります

③月経期間が長過ぎる

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正常な月経の期間は3日〜7日で、この間に出血がおさまる場合がほとんどです。

しかし無排卵月経はホルモンバランスが崩れ、子宮内膜が厚くなり過ぎて出血している期間が長い過長月経になる傾向があります。

通常3日を過ぎたら落ち着いてきますが、過長月経は出血量が多いこともありいつまでも夜用のナプキンでないと間に合わない場合もあるのです。

8日以上出血が続くようであれば、無排卵を疑って病院を受診するようにしましょう

④月経期間が短過ぎる

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月経期間が逆に短過ぎて、2日で出血が落ち着いてしまうのも過短月経といって異常な症状のひとつです。

出血がすぐになくなってしまうのは子宮内膜が薄い証拠で、これは子宮自体が未成熟であったり子宮内膜に炎症が起きたことなどが原因です。

排卵されないと子宮内膜を厚くする必要がなくなるので、過短月経は無排卵に多い症状になります。

⑤出血が少な過ぎる

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正常な月経の出血量は1サイクルで20〜140gです。

目安として20gはおりものと同じくらいの量なので、かなり少ないことがわかりますよね?

1回の月経で出血量が20gを切るようであれば、過少月経という症状で無排卵により子宮内膜が作られていない可能性があります

ナプキンではなく、おりものシートで足りてしまう場合は一度病院でホルモンの検査を受けた方が良いでしょう。

⑥出血が多過ぎる

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毎回の生理で出血量が140gを超えると、夜用のナプキンでも1時間ごとに交換しないと間に合わないような状態です。

このような出血量が多い症状を過多月経といい、貧血を起こすこともあります。

出血量が多いときは、ホルモンバランスの乱れからくる無排卵や子宮の病気などが疑われます

またレバー状のかたまりが出てくることもあり、強い痛みを伴う場合もあるのです。

しかし過多月経は薬などを服用して我慢してしまう人が多く、受診が遅れる傾向にあります。

 

無排卵月経の症状が出ている時の基礎体温はどんな感じ?

無排卵月経とは?6種類の異常な症状や3つの原因と対処法

無排卵月経は目立つ症状がなければ、通常通り月経が来ていると勘違いする人も多いのが特徴です。

そんな時に大切なのが、基礎体温で排卵がおこなわれているかチェックすることです。

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基礎体温で低温期と高温期の二層に分かれ、温度差が0.3〜0.5度ある状態が10日以上キープできている場合は正常に排卵していると言えます

しかし体温が二層に分かれていないと、無排卵の可能性があるのです。

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これは本来高温期に分泌されるプロゲステロンの量が少ないことを意味し、体温が上がらないのでずっと低い状態になります。

プロゲステロンは妊娠をサポートする作用のために体温を上げて、子宮内膜を妊娠に適した状態に整える役割があるためです。

基礎体温を測って、2周期以上グラフが二層に分かれないと判断できた場合はすぐに病院に行きましょう。

 

無排卵月経の症状を引き起こす3つの原因と対処法

無排卵月経とは?6種類の異常な症状や3つの原因と対処法

無排卵月経の症状は周期が長くなったり短くなったり、出血量や期間にも影響を及ぼします。

でもこのような症状を引き起こすのは、どんな原因があるのでしょうか?

また無排卵の可能性が高い場合に、どのような対処をすれば良いのかも一緒にご紹介します。

①強いストレスを受けた

無排卵月経とは?6種類の異常な症状や3つの原因と対処法

強いストレスを受けると、排卵を促す卵胞刺激ホルモンを分泌する脳下垂体の働きが悪くなります。

ストレスや不摂生で脳下垂体に影響が出るとホルモンバランスが崩れ、卵胞が育たないので無排卵となってしまうのです。

一時的なストレスであれば解消とともに症状は無くなっていくので、大きな心配は要りません。

しかし長期間強いストレスを受けていると、無排卵がクセになってしまって自力で排卵ができなくなってしまうことがあります。

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ストレスを少しでも軽くするためには、規則正しい生活と適度な運動でストレス解消を心がけましょう。

運動はストレス解消になるだけでなく、血行不良による冷えを予防するので一石二鳥です。

②黄体機能不全が起きている

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排卵をするためには低温期に卵胞刺激ホルモンが分泌されて卵胞が成熟し、さらに黄体形成ホルモンによって子宮内膜が厚くなって着床しやすいよう環境が整わなければなりません。

しかし黄体機能不全だと脳下垂体から卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンが分泌されず、無排卵になります

黄体機能不全は具体的な原因は解明されていませんが、生活習慣や病気、薬の副作用などによるものがあります。

黄体機能不全は妊娠しにくくなるので、早めに病院で検査をして適切な治療を受けるのが望ましいです。

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軽度であれば漢方薬を使った体質改善も効果的ですが、妊娠を希望する場合は排卵誘発剤を使ったり黄体を補充する治療がおこなわれます。

③多嚢胞性卵巣症候群である

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多嚢胞性卵巣症候群は卵胞が成熟しないまま排卵できず、卵巣の中に溜まっていってしまう疾患です。

代表的な症状は無排卵で、不妊の原因である排卵障害の中でも特に患者が多いのが特徴になります。

多嚢胞性卵巣症候群は詳しい原因が解明されていないのですが、黄体機能を司る内分泌系の異常や糖の代謝が下がって生殖器の働きが落ちることから起こる説が有力です。

多嚢胞性卵巣症候群は根治治療が確立されていないので、血液検査と超音波検査で病気がわかった場合は主に対処療法をおこないます

無排卵月経とは?6種類の異常な症状や3つの原因と対処法

排卵を起こすために排卵誘発剤や糖代謝の改善薬を使ったり、卵巣の表面に手術で小さな穴を開けて排卵を促す治療がおこなわれます。

日常的には生活習慣を整えて、肥満を防ぐことも重要です。

 

まとめ

無排卵月経とは何なのか、またそれに伴う6種類の異常な症状や3つの原因と対処法をご紹介してきました。

無排卵月経は出血があるにもかかわらず排卵が起こっていない状態で、無排卵が続くと自力で排卵ができなくなってしまうことがわかりましたね。

主な症状は月経周期が長過ぎたり短過ぎる、出血している期間が長過ぎたり短過ぎる、出血量が多過ぎたり少な過ぎる6種類があります。

無排卵月経を引き起こす原因はストレスによる脳下垂体の働きが低下してホルモンバランスが崩れる、黄体機能不全や多嚢胞性卵巣症候群が挙げられます。

無排卵は放っておくと月経だけでなく、妊娠しにくくなる悪影響があります。

早めに適切な治療をおこなえば妊娠の可能性もアップしますので、無排卵月経が疑われるときにはすぐに病院で検査をするようにしましょう。

引き続き、「生理・生理前の症状と対処法」を紹介していきます↓


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