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生理はどうしてやってくる?周期などの仕組みに関する5つの疑問

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生理はどうしてやってくる?周期などの仕組みに関する5つの疑問

多くの女性は12歳から50歳くらいで閉経するまで、長い期間生理と付き合っていきます。

毎月きちんと生理がきている場合は、なんと合計で7年分ほどの時間が生理期間となるのです。

でも生理の仕組みに関して、細かいところまではよく知らない人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、生理がくる仕組みや周期などに関する5つの疑問について詳しく説明していきます。

 

生理が起こる仕組みはどうなっているの?

生理はどうしてやってくる?周期などの仕組みに関する5つの疑問

生理は子宮から出血する現象、とザックリ捉えている人も多いのですが…経血の正体はご存知でしょうか?

女性の体は妊娠に向けて、受精卵ができた時のために子宮内膜を厚くさせていくのです。

子宮内膜が厚くなると受精卵が着床しやすくなるので、妊娠率が高まるのですね。

生理の直前になると、なんと厚さが1センチほどになるくらいで、かなり分厚いことがわかります。

生理はどうしてやってくる?周期などの仕組みに関する5つの疑問

子宮内膜が作られるのはホルモンの分泌によるもので、剥がれては新しい子宮内膜を作っているのです。

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妊娠が成立すれば子宮内膜に受精卵が着床しているので、子宮から剥がす必要がなくなりますよね?

しかし妊娠しなかった場合はその周期の子宮内膜は不要になるので、剥がれて経血として体外に排出します。

この子宮内膜が剥がれて体外に排出される工程が、生理の仕組みなのです。

 

生理時の経血が固まらない仕組みは何?

生理はどうしてやってくる?周期などの仕組みに関する5つの疑問

生理の時に出てくる経血は、怪我をした時などに出る血液と違って固まらないのを不思議に思ったことはありませんか?

その仕組みは生理が起こる時に子宮内膜が剥がされる際に発生する酵素の働きで、血液を固める因子が壊されてしまうのです。

そのため健康であれば、通常はサラサラとした経血がスムーズに流れ出てきます。

しかし子宮内膜が厚くなりすぎて出血量が多い場合は、この血液を固まらせる因子を壊すのが不十分になってしまいます。

このことで経血がスムーズに排出されなくなって、子宮収縮が過剰に起こり痛みが強くなるのです。

生理はどうしてやってくる?周期などの仕組みに関する5つの疑問

生理の時にレバー状のかたまりが出てくる症状がある時は経血が固まってしまっている証拠ですので、何らかのトラブルが起こっている可能性があります。

 

生理とホルモンの仕組み、3つの世代別による違いは?

生理はどうしてやってくる?周期などの仕組みに関する5つの疑問

生理は初潮を迎えてからホルモンが定期的に分泌する仕組みなので、健康であれば毎月規則正しく起こります。

女性ホルモンは年齢によって分泌量に違いがあり、初経を迎える12歳くらいから閉経する50歳くらいまで大きく3つの世代に分けることができます。

そこで生理とホルモンの仕組みについて、世代別に違いを見ていきましょう。

①思春期

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女性ホルモン自体は、実は7歳くらいから徐々に分泌し始めます

思春期はホルモンの分泌量が一定にならないことが多く、生理が起こる仕組みが未発達です。

そのため生理不順が起きやすかったり、生理痛を強く感じやすい特徴があります。

また生理が始まったことで起きる体の変化に、心がなかなかついていけなくてストレスになります。

思春期は生理の仕組みが安定するまで心身ともに辛い思いをすることもあるので、親と情報を共有して生理について話をすると良いでしょう。

②成熟期

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成熟期は20〜30代前半で妊娠に適している時期なので、最もホルモンの分泌が活発で安定しています。

しかし、成熟期は生理の仕組みとしてだけなら完成形なのですが、同時に仕事や人間関係でのストレスも感じやすい時期ですよね?

ストレスはホルモンバランス崩して体調不良の原因となりますので、常に意識して生活していくことが重要です。

  • 規則正しい生活
  • 健康的で栄養バランスのとれた食事
  • アロマなどを取り入れたリラックスタイム
  • 無理のない範囲の軽い運動
  • 十分な時間と質の良い睡眠

この5つが、成熟期に生理の仕組みを安定させるポイントです。

③更年期

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更年期に入って一番大きな体の変化は、生理が止まる閉経です。

しかし突然生理が止まるのではなく、生理不順になったり経血の量が減ってきたり少しずつ症状が出始めます。

ホルモンの分泌量が減ってバランスが崩れるので、更年期障害といった不快な症状も出やすくなります。

妊娠に向けた体の仕組みで生理が起こることが必要なくなるので、平均して50歳で閉経を迎える人が多いのです。

ホルモンバランスの崩れによる生理のトラブルと同時に様々な体のトラブルも起こりやすい時期ですから、医師に相談しながら乗り切るのがポイントです。

 

生理が数日間にわたって続く仕組みとは?

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生理は妊娠不成立のために不必要になった子宮内膜を、剥がして体外に排出する仕組みです。

しかし子宮から不必要になった子宮内膜を剥がすだけなのに、どうして5日くらいかけてゆっくり経血が排出されるのかと疑問に思いますよね?

経血が平均5日ほどかけてゆっくり体外へと排出されていくのは、実は子宮の出口である子宮口の細さに原因があります。

子宮口はストローよりも細く、一気に経血が流れ出て体に負担がかからないように少しずつ排出するようになっています。

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一気に血液が体から出ていくと貧血症状を起こすこともあり、また経血の対処にも問題が生じてきます。

しかし子宮口が狭いため数日に分けて血液が少しずつ流れていく生理の仕組みのおかげで、不快感は多少あるものの日常生活を送れているのです。

 

生理の周期ごとに仕組みが変わる4つの時期

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生理は毎回周期ごとに異なるホルモンが分泌されて、子宮内膜が厚くなってくると経血として剥がれ落ちてきます。

生理周期には大きく分けて4つの時期があり、生理の仕組みはこの4つのうちのどれが欠けても正常ではなくなってしまうのです。

それでは、生理の周期ごとに変化する仕組みをご説明します。

①生理期間中

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生理が起こっているときの体の仕組みはエストロゲン、プロゲステロンともに一時的に分泌量が下がって、一度子宮の中をキレイにお掃除してくれます。

女性ホルモンのエストロゲン分泌量が低くなると、血管を収縮させるセロトニン量が減る関係から偏頭痛を引き起こしやすくなります。

また子宮内膜を体外に排出するために子宮を収縮させるプロスタグランジンが分泌されます

プロスタグランジンの量が多すぎると、ひどい生理痛を引き起こしたり頭痛の原因になります。

生理はどうしてやってくる?周期などの仕組みに関する5つの疑問

偏頭痛の時は痛む箇所を冷やして、血管内で血液が流れすぎないように抑制していきましょう。

プロスタグランジンはお腹周りを冷やすと子宮の働きが悪くなって、余計に分泌量が増えてしまいます。

そのため下半身は特に冷やさないようにして、血行を促進していきましょう。

生理期間中でも毎日お風呂に入るのは、心身ともに良い影響がありますのでオススメです

②低温期

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生理が終わって10日間ほどは、女性ホルモンのエストロゲンが多く分泌される低温期です。

エストロゲン分泌量が一番多くなるのは、生理が終わってから8日目くらいで排卵期の一歩手前に当たる時期になります。

低温期は排卵に向けて、卵巣内で卵子のもとになる卵胞が作られていきます。

エストロゲンの分泌によって、少しずつ子宮内膜が厚くなっていく仕組みで、排卵して受精卵ができた時に着床できる環境を作り出していくのです。

生理が終わった後は、普段よりも気持ちが晴れやかだったり体が軽かったりしませんか?

生理はどうしてやってくる?周期などの仕組みに関する5つの疑問

この時期は名前の通り体温が低く、エストロゲンの作用で心身の調子が良く感じられて活動的になれます。

また体の代謝も良くなるので、ダイエットにも適している時期です。

③排卵期

生理はどうしてやってくる?周期などの仕組みに関する5つの疑問

低温期が終わると、今度は卵胞から卵子が飛び出して排卵が起こります。

だいたい生理が終わってから10日〜12日くらいの時期で、基礎体温では体温が一時的にグッと下がる様子から判断します。

エストロゲン分泌量が増えて排卵をすると、今度は一気にエストロゲン量が減ってプロゲステロンと分泌量が入れ替わっていく仕組みです。

卵子が卵胞から飛び出してくる排卵の過程で若干の痛みを感じることがあります。

おりものの量も排卵期が一番多くて、これはおりものの粘度を上げて精子の進入をサポートする仕組みなのです。

一般的にこの時期が一番妊娠しやすい時期なので、妊活中の人は要チェックの期間ですね。

④高温期

生理はどうしてやってくる?周期などの仕組みに関する5つの疑問

排卵が終わるとプロゲステロンが多く分泌されるようになり、基礎体温での高温期に移行します。

プロゲステロンの役割は子宮内膜を柔らかくして受精卵を着床させ、さらに妊娠を継続しやすくします

プロゲステロンは体温を上げて受精卵が居心地の良い状態にする仕組みなのですが、これが私たちにとっては

  • 常に熱っぽい
  • 頭痛がしてだるい
  • 日中の眠気が強い
  • 夜になかなか眠れない

などのマイナートラブルを引き起こし、これらを総称して月経前症候群(PMS)と言います。

私もPMSがひどくて、生理前はいつも頭痛や吐き気などで数日間寝込んでしまいます。

生理周期の中では特にしんどい時期ではありますが、規則正しい生活をしたり体を冷やさないことでホルモンバランスが整って改善されていきます。

 

まとめ

生理はどうしてやってくるのか、周期などの仕組みに関する5つの疑問についてご紹介してきました。

生理は妊娠に向けてホルモンが分泌して厚くなった子宮内膜が、妊娠不成立で使われなかったために血液とともに体外に剥がれ落ちる体の仕組みです。

経血は子宮内膜を剥がす際に生成される酵素の働きで、サラサラとした状態ですが、これが固まってしまうと生理痛などのトラブルを引き起こします。

思春期は女性ホルモンの量が安定せずに生理も不安定になりがちで、20〜30代は成熟期で最も妊娠に適した時期です。

そして閉経が起こる更年期には、再び女性ホルモンの量が不安定になります。

生理周期によってもホルモンバランスは不安定になりやすいので、規則正しい生活や食生活が大切ということをお伝えしてきました。

自身の生理周期を把握するためにも、基礎体温をつけるとわかりやすいので是非実践してみてくださいね。

生理の仕組みを理解して、生理に関連した症状がひどくならないように工夫していきましょう。

引き続き、「生理・生理前の症状と対処法」を紹介していきます↓


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