生理不順

生理不順は病気のサイン?生理周期が乱れる症状7つと対処法

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生理不順は病気のサイン?生理周期が乱れる症状7つと対処法

生理不順は出血などの目に見える症状とは違って、つい治療を後回しにしてしまいがちです。

実際に、生理不順になったら生理がこなくて楽だと思っている人も多いのではないでしょうか?

しかし実は、生理不順は様々な病気の可能性がある怖い症状なのです。

中には早めに治療をしないと妊娠しにくくなってしまう病気もあるので、油断ができません。

そこで今回は、生理不順を引き起こす病気のサインである7つの症状と対処法をご紹介します。

 

生理不順のこんな症状は病気のサイン?

生理不順は病気のサイン?生理周期が乱れる症状7つと対処法

生理不順が起こるのは生理的なものが原因になっている場合も多いのですが、実は病気が隠れている場合もあります。

生理不順だけでなく他に下腹部痛やダラダラした出血がある、また生理が3ヶ月以上こないなどの症状がある場合は、生理的な症状の範囲を超えています。

また基礎体温を測っている場合、グラフがガタガタだったときはホルモンバランスが崩れてしまっていることがあります。

精神的なものからくる生理不順もありますが、病気によってホルモンバランスが崩れてしまうこともあるのです。

病気による生理不順の症状があるときはそのまま放置していると症状が悪化したり、妊娠に支障が出てくることがあるのでしっかり治療していくことが大切です。

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生理不順を起こす病気、7種類の症状とは?

生理不順は病気のサイン?生理周期が乱れる症状7つと対処法

生理不順を自覚する時に、多くの人はちょっと疲れたせいで生理が遅れているだけかなと放置してしまうことが多いです。

このように生理不順を放置したせいで医師から「どうしてもっと早くきてくれなかったの?」と言われることもあります。

皆さんは、生理不順の症状を引き起こす病気の種類がどれだけあるかご存知ですか?

ガンなど特別な病気は除いて、私たちの年齢が若くても油断できない7種類の症状をご紹介していきます。

①卵巣機能の低下によるもの

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受精卵のもとになる卵子は卵巣で作られていますが、卵巣の機能が低下していると排卵が十分成熟しなかったり、排卵できなくなってしまう病気があります

排卵がないので、基礎体温もガタガタになって生理不順になってしまうのです。

卵巣機能の低下は、今までは主に加齢が原因だというのが一般的でした。

しかし実は、食生活の乱れやストレスなどが引き金になって最近は若い人でも卵巣機能が低下している人が多いってご存知でしたか?

卵巣からは、生理周期を支えるエストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンが分泌されています。

卵巣機能が弱まるとホルモンバランスが乱れ、生理不順が起こってしまうのです。

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でも卵巣機能に問題がある病気と聞くと、将来妊娠できるのか気になりますよね?

基本的に卵巣機能の低下には、2種類のホルモンを補充する薬を服用して様子を見ます。

排卵誘発剤を使用すれば、およそ8割の女性に排卵が起こるので妊娠したい時には医師に相談してみましょう。

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②無排卵になっている

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生理が毎回規則正しくきていれば、特に問題はないと思っていませんか?

生理不順が起こっていなくても、実は毎回排卵がおこなわれていない場合があります。

無排卵は生理不順でなくても起こるので、自分で症状を判断するのは難しいです。

無排卵は血液検査やエコー検査などによって明確になるので、病院の受診が欠かせません

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無排卵を放置しておくと、病気がどんどん悪化して、最終的には子宮が小さく萎縮したり生理不順がひどくなってそのまま生理が止まってしまいます。

体質改善の目的があれば漢方薬、またホルモンを剤を飲んだり排卵誘発剤を使って8割くらいの割合で排卵が起こって生理不順が改善していきます。

③子宮筋腫ができている

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子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍で、成人女性の3人に1人割合でできる比較的多い病気です。

症状は生理不順や重い生理痛、出血量が多かったりレバー状のかたまりが出ることもあります。

でも子宮に腫瘍ができると聞くと、ちょっとびっくりしてしまいますよね?

子宮筋腫は腫瘍ですがガンに変化することはないので、小さくて妊娠に影響しないものは様子見で対処することが多いです。

ただ筋腫が大きくなったり、生理不順や生理痛がひどい時には手術で筋腫を取り除いたり低用量ピルを使って子宮筋腫を悪化させるエストロゲンの分泌を抑える治療をおこないます。

生理不順は病気のサイン?生理周期が乱れる症状7つと対処法

子宮筋腫は女性ホルモンによって影響を受けるので、閉経を迎えるとともに症状は落ち着いてきます。

子宮筋腫は超音波検査で診断できるので、生理不順や生理の症状で気になることがあれば病院で診てもらいましょう。

④子宮内膜症の症状がある

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子宮内膜症は10代という若い時に発症することが多く、非常に重い生理痛や生理不順が起こるのが特徴です。

子宮内膜は生理の時に剥がれ落ちて経血となって排出されますが、子宮内膜症は子宮内膜が卵巣などの子宮以外の場所に異常発生する病気です。

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生理以外の時でも下腹部痛がしたり、生理不順が頻繁に起こるため自覚症状が強く日常生活に支障が出てしまいます。

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中には毎回非常に重い生理痛に悩みながらも、病気だとは思わずに我慢している人も多いのではないでしょうか?

子宮内膜症だと保険適用で低用量ピルによる治療ができるので、回数を重ねるごとに強くなる生理痛や生理不順の症状を抑えることができます。

子宮内膜症は一般的に妊娠すると症状が軽くなる人が多いですが、完治が難しいので治療は長引く傾向にあります。

⑤多嚢胞性卵巣症候群によるもの

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今まで普通に毎月生理がきていたのに、突然生理不順の症状が出始めたということはありませんか?

特に若い人に増えているのが、多嚢胞性卵巣症候群という疾患です。

多嚢胞性卵巣症候群は排卵障害を引き起こす病気なので、自覚症状の生理不順が続いて気がつく場合が多いです。

本来なら排卵日に合わせて、卵胞が卵巣から飛び出して排卵がおこなわれます。

しかし多嚢胞性卵巣症候群の場合は、卵胞が成熟しないまま卵巣に溜まっていってしまいます。

そのため超音波検査をすると、卵巣内に排卵できなかった卵胞が複数確認できます。

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多嚢胞性卵巣症候群による生理不順は、自力で生理がこない場合は排卵誘発剤を使って生理を起こさせます。

またはホルモンバランスや生理周期を整えるために、低用量ピルを使うこともあります。

⑥甲状腺の働きに異常がある

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子宮や卵巣などに異常がないのに、生理不順の症状があって原因がわからないという場合も多いですよね?

そんな時は一度病院でおこなう血液検査で、甲状腺の数値を検査してみてください。

甲状腺ホルモンの働きに問題があると、卵巣機能に影響が出ることがあります

そのため甲状腺ホルモンが増えすぎるバセドウ病や、逆にホルモンが少なすぎる橋本病になると、生理不順が起こりやすくなってしまうのです。

甲状腺ホルモンの異常は、薬の服用で数値を安定させるのが一番です。

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軽症であれば短期間の服用で済みますが、症状が重くなると長い期間にわたって薬を飲み続けなければなりません。

甲状腺の働きが安定してくると、生理不順もおさまってくるのでしっかり治療していきましょう。

⑦早発閉経によるもの

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通常閉経は50〜60代になって生理が止まることで、若い世代には関係のないことだと思いがちですよね?

しかし現代では生活習慣の乱れやストレスなどが原因となって、若い世代にも閉経期と同じようなホルモン量に下がってしまう人が増えています。

若い世代にもかかわらず閉経と同じような状態になるのを、早発閉経と言います。

通常は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌がしっかりおこなわれていることで、排卵が起こって生理がきます。

でも早発閉経の場合はホルモン量がかなり少ないので、生理不順がひどくなります。

そしてだんだんと生理がくる回数が少なくなって、完全に生理が止まってしまうのです。

この場合はホルモンを補充する治療をして、生理不順を改善していかないと将来妊娠しにくくなったり更年期障害のような症状が出ることがあります

 

生理不順を起こす病気の対処法4ステップ

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生理不順が起こった時には、まず放置しないできちんと原因を突き止めて治療していく必要があります。

でも具体的にどんな対処をしていけばいいのか、少し迷ってしまいますよね?

そこで生理不順を引き起こす病気を発見から治療まで、4つのステップの対処法をご紹介します。

①病院で検査を受けよう

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多くの人は生理不順の自覚症状として

  • 生理がなかなかこない
  • 生理の期間が短すぎる、あるいは長すぎる
  • 生理が短期間で何度もくる

などが挙げられますが、その原因は病院できちんと検査をしないと正直自分ではわかりませんよね?

生理の様子がいつもと違うと感じたら、まずは病院に行って検査をしてください

病院では生理不順を起こしている原因となっている病気を突き止めるために、血液検査や超音波検査で詳しく診察していきます。

ホルモンの異常や子宮や卵巣などの状態を見ることができるので、早ければその日中、遅くても1週間くらいで生理不順の原因を知ることができます。

②生理周期を安定させよう

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生理不順はホルモンバランスの崩れが主な原因だった場合、まずはホルモンバランスを整えて生理周期を安定させることから始まります。

基本的には低用量ピルを使用して、ホルモンバランスを一定に保って規則正しく生理がくるように調節していきます。

低用量ピルは副作用などの噂もあって、あまり服用したくないという人もいるのではないでしょうか?

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しかし現在使われている低用量ピルはホルモン量をギリギリまで下げているので、重い副作用は起こりにくくなっています

最初の1ヶ月だけ軽い頭痛や吐き気がある場合もありますが、飲み続けているうちに副作用は無くなってきます。

私も低用量ピルを飲んでいましたが、飲み始めの副作用は特に感じませんでした。

生理周期がきちんと28日になるので、予定も立てやすくてストレスもかなり減少しましたよ。

③排卵を起こさせよう

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多嚢胞性卵巣症候群など排卵自体に問題がある病気で妊娠希望の場合は、排卵を起こさせないと妊娠はできません

そのため排卵を起こさせる排卵誘発剤を使用して、排卵を促す治療がおこなわれます。

排卵が起こると妊娠が成立していない時には生理がくるようになるので、排卵障害による生理不順の場合はまず排卵を促すことが大切なのです。

でも多くの人が、排卵誘発剤を使うことで起こる副作用が心配なのではないでしょうか?

排卵誘発剤は飲み薬と注射の2種類があって、副作用が起こるのは主に注射の排卵誘発剤を使った時です。

多胎児妊娠が飲み薬では5%なのに対し注射では20%で、重い副作用である卵巣過剰刺激症候群の症状も注射によるものがほとんどです。

④体質改善をしていこう

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生理不順が起こる病気は日常の生活習慣やストレスなどが引き金になっていることが多く、昔に比べて非常に増えてきています。

そのため生活習慣を改善して体質を変えていくことや、漢方薬を飲んで体質改善をしていくことも重要なのです。

運動不足の人は意識して体を動かすようにして、食生活が乱れている人は自炊を心がけて3食決まった時間に食べるなど工夫をしていきましょう。

生理不順は病気のサイン?生理周期が乱れる症状7つと対処法

婦人科ではこうした日常での生活のアドバイスや、漢方薬の処方もおこなっているので医師に相談してみると良いですね。

自分に合った漢方薬を飲むことで体質が変わって、生理不順や女性特有の病気の症状が軽くなったという人も多いのです。

 

まとめ

今回は生理不順を引き起こす病気の症状7つと、対処法についてご紹介してきました。

単に生理が遅れているだけではなくて、生理周期が乱れていたり生理の期間がおかしいことも生理不順であることがわかりましたね。

生理不順はストレスなど一過性のものもありますが、中には病院でないと診断が難しい病気が隠されていることもあります。

そのため生理不順が気になった時には、まずは病院で検査をして病気によるものかどうか診断をしてもらってください

それから個々に合った生理不順の対処法を、医師の指導のもとおこなうようにしてくださいね。

引き続き、「生理・生理前の症状と対処法」を紹介していきます↓


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